洗い流すヘアカラー 利尻 自分でやってる方が多いので調べてみます。突然、髪が緑色になる!?
当サロンはOPENして間もないので以前担当したカラーではない方々を担当します。
私自身がアレルギーを持っていますので、体に良いと思われる材料を仕入れております。
早染め、グレーカラー、おしゃれ染め。ヘナ・ヘナでもジアミン入り。マニキュア。
私自身がアレルギーを持っていますので、体に良いと思われる材料を仕入れております。
早染め、グレーカラー、おしゃれ染め。ヘナ・ヘナでもジアミン入り。マニキュア。
オーガニックにこだわって仕入れております。
突然、髪が緑色になる!?
ここ数年、通販を中心に人気となっているのが、トリートメント効果を謳った白髪染用のホームカラーです。
2種類あります。
1塩基性染料+HC染料をメインの成分
2銀塩をメインにした成分=「硫酸銀」「硝酸銀」・・・緑になります。
どちらも髪や肌に良い成分を配合した「トリートメントカラー」として白髪世代に人気です。
しかし、これらのカラーをご自分で施術しているお客様がサロンに来られて、突然緑色になることがあります。
染料一覧
1酸化染料
第一剤中の無職の酸化染料(染料中間体とカップラ―)と、
第二剤中の酸化剤(過酸化水素)と混合されることで、酸化染料が酸化重合して毛髪内部で発色する。
同時に第二剤中の過酸化水素はメラニン色素を分解させることで毛髪を脱色する。
第二剤中の酸化剤(過酸化水素)と混合されることで、酸化染料が酸化重合して毛髪内部で発色する。
同時に第二剤中の過酸化水素はメラニン色素を分解させることで毛髪を脱色する。
3酸性染料
⊖に帯電している有色の酸性染料が、毛髪表面の⊕部分にイオン結合で吸着する。
溶剤と酸で毛髪を等電点以下の酸性域にすることで、毛髪表面を⊕に停電させて、染色効果を向上している。
溶剤と酸で毛髪を等電点以下の酸性域にすることで、毛髪表面を⊕に停電させて、染色効果を向上している。
4塩基性染料
⊕に停電している有色の塩基性染料が、毛髪表面の⊖部分にイオン結合で吸着する。
毛髪を等電点以上のHP域(アルカリ域)にすることで、毛髪表面を⊖に停電させて、染色効果を向上している。
毛髪を等電点以上のHP域(アルカリ域)にすることで、毛髪表面を⊖に停電させて、染色効果を向上している。
5HC染料
非イオン系(⊕にも⊖にもならない)有色の染料で、比較的分子量が小さく、毛髪の内部に入りやすい。
ニトロ基の付いた染料だが、医薬部外品の酸化染毛剤に配合されるニトロ系染料とは構造が異なり化粧品に配合される。
ニトロ基の付いた染料だが、医薬部外品の酸化染毛剤に配合されるニトロ系染料とは構造が異なり化粧品に配合される。
6ヘナ
天然植物染料の一つ。
含有されるローソンが毛髪の隙間に入り込むことによって吸着し染色する。
含有されるローソンが毛髪の隙間に入り込むことによって吸着し染色する。
対策3つ
1「ヘアカラー」と、「トリートメント」の違い
2昆布系にはヘアマニキュアのクリア剤
3銀塩系は対応が難しい!
銀塩系の場合日光に当てて発色させるために、ほとんどが朝「ヘアクリーム」のように付けるアウトバスタイプ。
昆布系も酸化染料剤を塗布すると、薄く緑になる。色のくすみや暗くなることがあります。
昆布系カラー
トリートメント剤と相性がいい塩基性染料を使うことでトリートメントカラーを謳うことが出来るようになった。
塩基性染料には色のバリエーションが無いためHC染料と組み合わせている。
塩基性染料と相反する染料として、酸性染料があります。
これは水に溶けると色素部分が⊖にチャージしています。
溶剤や酸を配合して、PHを等電点以下に下げることで、⊕チャージが多くなった毛髪にイオン結合する。
酸性染料(ヘアマニキュア)の先着の原理となります。
酸性染料はカチオン化(⊕チャージ)しているトリートメント成分とミックスすると、毛髪と結合する以前にお互いが結合してしまうために、両者を製品中に配合することが難しい。
HC染料
2001年の化粧品の規制緩和により、メーカーが安全性等、一定の基準を満たした上で使用してもよいことになった成分です。
HC染料の特徴
⊕にも⊖にもならず、比較的分子量が小さい。
分子量が小さいことは、毛髪の内部に入り込みやすくなります。
発色・色持ちに貢献する可能性がある。
銀+酸化染料は緑に傾く!
銀塩系カラー
「銀塩」には感光作用があり、光が当たることによって発色します。
アナログのモノクロ写真の原理と同様です。
アウトバスタイプがほとんどです。
「銀塩系カラー」を継続した髪の毛は、塗りむらや日光の当たり方の違いによって、茶黒のムラが出やすい傾向にあります。
結論
「銀塩系」を継続使用した髪が緑色になってしまった場合
ほとんど手の打ちようがありません。
お客様ご自身が「昆布系」か「銀塩系」かが分からないことも多いからです。
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