理容・美容保健1②Vol3

理容・美容保健1②Vol3 - 用語クイズ2016/8/8配信Q1血液中から老廃物ろうはいぶつなどを尿として排泄する器官系統きかんけいとうは何?Answer【泌尿器】よみひにょうき血液中から、体内の物質代謝によってできた老廃物ろうはいぶつや水、塩類を尿として体外へ排泄する一連の系統。●腎臓じんぞう、尿管にょうかん、膀胱ぼうこう、尿道にょうどうから構成されている。 ●腎臓は左右1対ある暗赤色あんせきしょくの器官で、内部の腎盂じんう(腎盤じんばん)から尿管がつながっている。 ●尿管は腎門じんもんを通って膀胱ぼうこうにつながっている。 ●膀胱は約500mlの容量があるが、約250mlの尿がたまると尿意を起こし、膀胱括約筋かつやくきんが開いて尿を尿道に送る。教科書ココをチェック1編 >10章 >1節 :泌尿器系の仕組みQ2腎小体じんしょうたいと尿細管にょうさいかんをあわせて何とよぶ?Answer【腎単位】よみじんたんい 異表記ネフロン腎小体じんしょうたいと尿細管にょうさいかんをあわせて腎単位(ネフロン)とよぶ。●腎小体は腎臓の皮質にあり、毛細血管の集まった糸球体しきゅうたいと、それを取り囲む糸球体嚢(ボウマン嚢のう)から成る。 ●尿細管は、腎臓の髄質を中央の腎盂じんう(腎盤じんばん)に向かって走っている。 ●糸球体嚢の延長上に尿細管がある。 ●尿細管で濃縮された尿は腎盂に集まり、尿管を通って膀胱ぼうこうへたまる。教科書ココをチェック1編 >10章 >1節 >1項 :腎臓Q3腎臓で作られ、体外へ排泄されるものは何?Answer【尿】よみにょう腎臓で作られ、再吸収の過程を経て体外へ排泄される液体で、通常体内で不要となった物質のみが含まれる。●尿の量が多くなるのは寒いとき、大量の水を摂取したとき、糖尿病とうにょうびょうのときなど。 ●尿の量が少なくなるのは汗をかいたとき、下痢をしたとき、腎臓病じんぞうびょうのときなど。 ●高熱を出すと尿は少なくなり、色が濃くなる。 ●尿の成分の約95%は水。次に多いのは尿素にょうそで約2%。 ●1日の排尿はいにょう量は約1.5リットル。教科書ココをチェック1編 >10章 >2節 :泌尿器系のはたらきQ4内分泌腺ないぶんぴせんで生産される化学物質は何?Answer【ホルモン】よみほるもん内分泌腺ないぶんぴせんで生産され分泌される化学物質。●血液によって標的ひょうてきとする部位まで運ばれ、器官や組織を構成する細胞に特有の調節作用を行う。 ●微量びりょうでも大きなはたらきを示し、過不足による害が直ちにあらわれる。 ●内分泌腺から離れた器官や組織に作用を及ぼす。教科書ココをチェック1編 >11章 >1節 :人体とホルモンQ5ホルモンが血管内に放出されることを、外分泌に対応させて何分泌とよぶ?Answer【内分泌】よみないぶんぴホルモンが血管内に放出される仕組みを内分泌という。●内分泌器系の諸器官を内分泌腺とよび、おもな種類は次のとおり。 ●複数のホルモンを分泌する下垂体かすいたい。 ●サイロキシンを分泌する甲状腺こうじょうせん。 ●パラトルモンを分泌する上皮小体じょうひしょうたい。 ●コルチコイドを分泌する副腎皮質ふくじんひしつとアドレナリンを分泌する副腎髄質ずいしつ。 ●インスリンを分泌する膵臓すいぞう。 ●エストロゲンとプロゲステロンを分泌する卵巣らんそう。 ●アンドロゲンを分泌する精巣せいそう。 ●メラトニンを分泌する松果体しょうかたい。教科書ココをチェック1編 >11章 >1節 :人体とホルモンQ6消化腺しょうかせんや汗腺かんせんが生産する化学物質を、導管で直接腺外に出す仕組みを、内分泌に対応させて何分泌とよぶ?Answer【外分泌】よみがいぶんぴ消化腺しょうかせんや汗腺かんせんが生産する化学物質を、導管で直接腺外に出す仕組みを外分泌という。●腺外に出すとは、消化腺の内腔ないくうや皮膚など体外へ出すことを意味する。 ●ホルモンを血管内へ放出する内分泌ないぶんぴに対応させている。教科書ココをチェック1編 >11章 >1節 :人体とホルモンQ7成長ホルモンやプロラクチンなど、複数のホルモンを分泌する内分泌腺ないぶんぴせんは何?Answer【下垂体】よみかすいたい 異表記脳下垂体脳の中央部から垂れ下がった器官で、非常に重要な内分泌腺ないぶんぴせんの1つ。●前部から前葉ぜんよう・中葉ちゅうよう・後葉こうように区別され、それぞれ特有なホルモンを分泌している。分泌されるホルモンは以下の通り。●サイロキシンの分泌をうながす甲状腺刺激こうじょうせんしげきホルモン。 ●卵胞らんぽう刺激ホルモンと黄体おうたい形成ホルモンの2種類がある性腺せいせん刺激ホルモン。 ●乳汁にゅうじゅう生産と分泌をうながすプロラクチン。 ●コルチコイドを生産させる副腎皮質ふくじんひしつを刺激する副腎皮質刺激ホルモン。 ●骨の成長などを促進する成長ホルモン。 ●メラニン色素の沈着を高めるメラニン細胞刺激ホルモン。 ●血圧を上げたり、水分の吸収を促進するバゾプレシン。 ●子宮筋しきゅうきんを収縮させるオキシトシン。教科書ココをチェック1編 >11章 >2節 :下垂体(脳下垂体)Q8膵臓すいぞうで分泌され、不足すると糖尿病とうにょうびょうになるホルモンは何?Answer【インスリン】よみいんすりん膵臓すいぞうのランゲルハンス島から分泌されるホルモン。●体細胞によるブドウ糖利用を促進し、血液中のブドウ糖(血糖)を減少させる唯一のホルモン。 ●インスリンが不足すると糖尿病とうにょうびょうになる。 ●膵臓からはグルカゴンというホルモンも分泌しており、血糖値を上昇させるはたらきをもつ。教科書ココをチェック1編 >11章 >4節 :膵臓Q9コルチコイドを分泌する内分泌腺は何?Answer【副腎皮質】よみふくじんひしつコルチコイド(副腎皮質ホルモン)というホルモンを分泌する内分泌腺。●コルチコイドは、その生理作用から2群に分けられる。 ●グルココルチコイド(糖質コルチコイド)は糖分の代謝たいしゃに深く関係し、肝臓かんぞう中にグリコーゲンをたくわえるはたらきをもつ。 ●ミネラルコルチコイド(鉱質コルチコイド)は塩類の代謝に深く関係し、尿細管にょうさいかんに作用してナトリウムの再吸収をうながす。 ●コルチコイドが不足するとアジソン病になる。教科書ココをチェック1編 >11章 >5節 >1項 :副腎皮質Q10主にアドレナリンを分泌する内分泌腺は何?Answer【副腎髄質】よみふくじんずいしつ主にアドレナリンというホルモンを分泌する内分泌腺。●副腎髄質には交感神経の枝が分布しており、これが刺激されるとアドレナリンが分泌される。 ●アドレナリンの作用は、交感神経を刺激した際に起こる反応とほぼ同様。 ●肝臓にはたらき、グリコーゲンを分解してブドウ糖に変えるため、血糖の量が増える。 ●アドレナリンは、痛みや恐怖、怒りなどの精神的動揺や緊張により、交感神経を介して分泌される。 ●びっくりしたときに胸がどきどきするのもアドレナリンの作用である。教科書ココをチェック1編 >11章 >5節 >2項 :副腎髄質Q11からだが感染症などに対して抵抗性を持った状態のことを何という?Answer【免疫】よみめんえきからだがある種の感染症に対して抵抗性をもった状態をさす。●病原体などの、からだの細胞に対する刺激となるものを抗原こうげんとよぶ。 ●抗原に対抗する物質を抗体こうたいとよぶ。 ●抗体はリンパ球のB細胞によってつくられる。教科書ココをチェック1編 >12章 >2節 >2項 :免疫機構(特異的防御機構)Q12免疫を担い、体内に侵入した細菌や異物を非自己(抗原)と認識して抗体こうたいをつくるはたらきをもつものは何?Answer【リンパ球】よみりんぱきゅう免疫を担い、体内に侵入した細菌や異物を非自己(抗原)と認識して、目的の抗原を特定的に攻撃する。●免疫機構には、T細胞が直接異物の排除を行う細胞性免疫と、B細胞が産生した抗体によって抗原だけを攻撃する体液性免疫の2種がある。 ●T細胞はサイトカインを分泌して細菌を処理するとともに、適合した抗体こうたいを産生するようB細胞を促す。 ●B細胞は免疫グロブリンという抗体をつくる。教科書ココをチェック1編 >12章 >2節 >2項 :免疫機構(特異的防御機構)Q13抗原こうげんに対する抗体こうたいの反応を何という?Answer【抗原抗体反応】よみこうげんこうたいはんのう抗原こうげんに対する抗体こうたいの反応をさす。●からだに異物が侵入した際、その異物が有害なものか有益なものかを識別するためのものと考えられている。 ●食物は異物だが有益なものだと認識しているため抗体はつくられない。 ●病原体などの異物は有害なものだと認識しているため抗体をつくって対抗する。 ●抗原抗体反応が過剰反応して生体に有害に作用する免疫反応をアレルギーとよび、その抗原をアレルゲンとよぶ。教科書ココをチェック1編 >12章 >2節 >3項 :抗原抗体反応

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