理容・美容保健1①Vol3

理容・美容保健1①Vol3 - 穴埋め用語
2016/7/21配信
用語の解説の( ★ )になっている箇所に当てはまる正しい選択肢を選びましょう。

Q1

【神経系】

よみしんけいけい
体を環境変化に対応させるため、体内の諸器官のはたらきを統合し制御しているのが、神経系と内分泌器系の2系統である。

●神経系は、脳、( ★ )と、これから全身の器官や組織に伸びる神経線維せんいから成り立っている。 
●神経系は、中枢神経と末梢神経に分けられる。

骨髄
脊髄せきずい
脊柱せきちゅう
心臓しんぞう
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1編 > 5章 > 1節 > :神経系の成り立ち

Q2

【ニューロン】

よみにゅーろん 異表記神経単位
神経細胞は、細胞体と細胞体から出ている2種類の突起から構成されおり、1つの単位となってはたらく。この単位をニューロンとよぶ。

●2種類の突起のうち、短いヒトデ状の突起が樹状突起じゅじょうとっき、長い枝のような突起が軸索じくさく突起である。 
●軸索突起は( ★ )ともよばれる。

神経鞘しょう
髄鞘ずいしょう
神経線維
シナプス
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1編 > 5章 > 1節 > :神経系の成り立ち

Q3

【シナプス】

よみしなぷす 異表記接合部
ニューロンとニューロンの連結部、ニューロンと末端器官や組織に続く場所のこと。

●ニューロン内での興奮の伝わりを伝導という。 
●シナプスを介する興奮の伝わり方を( ★ )という。

系統
連結
対応
伝達
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1編 > 5章 > 1節 > :神経系の成り立ち

Q4

【中枢神経】

よみちゅうすうしんけい
神経機能の中心(中枢)をなし、脳と脊髄から成り立っている。

●中枢神経は、末端の感覚器から刺激をうけ、これを感じ判断して、末端の骨格筋へ興奮を発して運動を起こす。 
●中枢神経は、内臓諸器官を支配する( ★ )のはたらきを統合・調節する。

自律神経
体性たいせい神経
脳神経
脊髄神経
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1編 > 5章 > 1節 > :神経系の成り立ち

Q5

【末梢神経】

よみまっしょうしんけい
末端器官と中枢神経を結ぶ経路となる神経。

●末端器官から中枢へ、中枢から末端器官へ興奮を伝達する仲立ちをしている。 
●解剖学的には、末梢神経は( ★ )と脊髄神経から成り立っている。 
●機能的には、末梢神経は体性神経と自律神経に分類される。

脳神経
灰白質
前頭葉
延髄
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1編 > 5章 > 1節 > :神経系の成り立ち

Q6

【脳】

よみのう
中枢神経の中心であり、多数の神経細胞が集まる器官である。

●大脳、小脳、( ★ )に分けられる。

大脳皮質
脳幹
髄質
脊髄
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1編 > 5章 > 2節 > 1項 :脳

Q7

【大脳】

よみだいのう
大脳の表面を( ★ )、内部を髄質ずいしつとよぶ。

●( ★ )は神経細胞が密集しており、灰白色をしているので灰白質かいはくしつともよばれる。 
●( ★ )は前頭葉ぜんとうよう、頭頂葉、側頭葉、後頭葉に分けられる。 
●髄質は神経線維が集まっており、白く見えるため白質ともよばれる。

視床下部ししょうかぶ
下垂体かすいたい
脳室
大脳皮質
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1編 > 5章 > 2節 > 1項 :脳

Q8

【大脳皮質】

よみだいのうひしつ
大脳皮質は大脳溝だいのうこうにより4つに分けられ、それぞれ異なる中枢ちゅうすうをもつ。

●前頭葉ぜんとうようには感情、思考、意志などの人間らしさの中枢と運動中枢がある。 
●( ★ )には、知覚ちかく中枢がある。 
●側頭そくとう葉には聴覚や言語の中枢がある 
●後頭こうとう葉には視覚の中枢がある。

頭頂とうちょう葉
上葉
中葉
下葉
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1編 > 5章 > 2節 > 1項 :脳

Q9

【脳幹】

よみのうかん
間脳、中脳、橋きょう、延髄えんずいから成り、呼吸や循環機能の中枢がある。

●間脳にある( ★ )は自律神経の中枢であり、内分泌器系の調節も行っている。 
●延髄は呼吸や循環などの生命維持に直接関連する重要な機能をもつ。 
●延髄にはさまざまな中枢が存在し、脳から脊髄へ連絡する神経線維の束が通過している。

下垂体かすいたい
脳梁りょう
視床下部ししょうかぶ
脳室
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1編 > 5章 > 2節 > 1項 :脳

Q10

【小脳】

よみしょうのう
小脳には( ★ )、深部感覚、随意ずいい運動調節の中枢がある。

●深部感覚とは、手足の位置や運動、筋の緊張状態を感じる感覚のこと。 
●手先の器用さ、細かい運動などは、ある程度小脳や橋の機能に関係する。 
●小脳が侵されると運動のバランスがとれなくなったり、細かい運動ができなくなったりする。

味覚
聴覚
運動神経
平衡へいこう感覚
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1編 > 5章 > 2節 > 1項 :脳

Q11

【脊髄】

よみせきずい
延髄からつづく細長い神経の束で、頸部、胸部、腰部に分けられる。

●脊髄は、頭蓋骨の外にある神経中枢である。 
●胃腸や膀胱、子宮などの運動を調節する( ★ )の中枢の一部や、反射の中枢が存在している。

交感神経
末梢神経
自律神経
海馬
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1編 > 5章 > 2節 > 2項 :脊髄

Q12

【体性神経】

よみたいせいしんけい
末梢神経を成す神経線維の1つで、知覚神経と( ★ )に分けられる。

●知覚神経とは、刺激を受けた感覚器から、その興奮を中枢神経へ伝達する神経である。 
●( ★ )とは、興奮を受けた中枢神経からの命令を骨格筋に伝える神経である。 
●たとえば、皮膚に感じた違和感を中枢神経に伝えるのが知覚神経、それを受けて腕を動かす命令を筋に伝えるのが( ★ )である。

視神経
運動神経
知覚神経
自律神経
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1編 > 5章 > 3節 > 1項 :体性神経

Q13

【求心性神経】

よみきゅうしんせいしんけい
中枢神経からみて、情報を集める役目を果たす神経である。

●( ★ )は、求心性神経である。 
●反対に命令を伝える役目を果たす神経は、遠心性神経という。

知覚神経
運動神経
交感神経
副交感神経
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1編 > 5章 > 3節 > 1項 :体性神経

Q14

【遠心性神経】

よみえんしんせいしんけい
中枢神経からみて、命令を伝える役目を果たす神経である。

●( ★ )は、遠心性神経である。 
●反対に情報を集める役目を果たす神経は求心性神経という。

知覚神経
運動神経
視神経
嗅神経
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1編 > 5章 > 3節 > 1項 :体性神経

Q15

【自律神経】

よみじりつしんけい
自律神経は、外界の変化に対応して、筋や皮膚の血管や内臓諸器官を最適な状態に調節する。

●自律神経は交感神経と( ★ )神経に分けられる。 
●血圧や心拍数は、朝低く、午後に向けて高くなり、夜には再び低くなっていく。この1日のからだの機能変化を日内変動という。 
●日内変動は自律神経によって遠心性に自動的に調整されている。

運動
中枢
体性
副交感
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1編 > 5章 > 3節 > 2項 :自律神経

Q16

【交感神経】

よみこうかんしんけい
副交感神経と拮抗する作用を示す闘争の神経で、活力を高める神経。この神経が優位に機能すると次のような変化が起こる。

●瞳孔どうこうが拡大し、皮膚血管は収縮して外傷による出血に備える。 
●心筋や骨格筋の血管は拡張する。 
●呼吸数は増加し、気管支は拡張して十分な酸素を取り入れられるようになる。 
●肝臓中のグリコーゲンがブドウ糖に変換される。 
●心拍数は増加し、毛は逆立つ。 
●胃腸などのはたらきは抑制される。 
●副腎ふくじんを刺激して( ★ )の分泌を促す。

グリコーゲン
乳酸
アドレナリン
ニューロン
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1編 > 5章 > 3節 > 2項 :自律神経

Q17

【副交感神経】

よみふくこうかんしんけい
交感神経と拮抗する作用をもち、攻撃的な活動を抑制し、沈静化させる神経。この神経が優位に機能すると次のような変化が起こる。

●心拍数や心拍出量は減少する。 
●心臓や骨格筋の血管は収縮する。 
●胃腸では、消化器系の活動が活発になる。 
●肝臓中で( ★ )が合成され蓄えられる。

アドレナリン
グリコーゲン
リンパ液
インスリン
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1編 > 5章 > 3節 > 2項 :自律神経

Q18

【反射】

よみはんしゃ
( ★ )神経からの刺激に対し、大脳皮質で行う意識と無関係に、筋収縮や腺の分泌が起こる現象のこと。

●( ★ )神経からの求心性の興奮が、大脳以外の中枢神経で伝えられ、すぐに遠心性に指令が伝達することにより起こる。
●反射の行われる経路を反射経路(反射弓)といい、反射にかかわる中枢を反射中枢という。 
●反射の例として、膝蓋骨しつがいこつの下のくぼみをたたくと、大腿四頭筋だいたいしとうきんが収縮してつま先が跳ね上がる膝蓋腱しつがいけん反射が知られている。 
●唾液が出る、瞳孔縮小、排便や心臓の活動などのさまざまな自動的な調節は、すべて自律神経系を介した反射といえる。なお、これらの反射は大脳の意志の支配も受けている。

脊髄
運動
末梢まっしょう
知覚
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1編 > 5章 > 3節 > 3項 :反射

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