理容・美容保健1①Vol2
理容・美容保健1①Vol2 - 穴埋め用語
2016/7/18配信
用語の解説の( ★ )になっている箇所に当てはまる正しい選択肢を選びましょう。
Q1
【骨格筋】
よみこっかくきん
人体の筋きんには、骨格筋、心しん筋、平滑へいかつ筋の3種の組織そしきがあり、骨格に付着してその収縮により身体運動を行う筋を骨格筋とよぶ。
●骨格筋は運動神経に支配され、自分の意志で動かすことのできる( ★ )である。
平滑へいかつ筋
随意ずいい筋
拮抗きっこう筋
不随意ずいい筋
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1編 > 4章 > :筋系
Q2
【随意筋】
よみずいいきん
随意筋は運動神経により自分の意志に従って動かすことができる筋である。
●随意筋のある場所は、手足、体幹たいかん、舌、咽頭、声帯、眼、肛門など。
●随意筋は、縞模様しまもようがあることから( ★ )ともよばれる。
●心筋は随意筋ではないが、縞模様があるので( ★ )といえる。
横紋おうもん筋
縫工ほうこう筋
平滑へいかつ筋
心筋
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1編 > 4章 > :筋系
Q3
【不随意筋】
よみふずいいきん
不随意筋は、自律神経の支配を受け、意志に従わない筋である。
●心しん筋と平滑へいかつ筋がこれにあたる。
●心筋は( ★ )の筋肉、平滑筋は( ★ )以外の内臓や血管の筋肉である。
●平滑筋には、横紋おうもん筋のような縞しま模様はない。
心臓しんぞう
腎臓じんぞう
肝臓かんぞう
膵臓すいぞう
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1編 > 4章 > :筋系
Q4
【屈筋】
よみくっきん
骨格筋は間接を仲立ちとして動く方向により分類されるが、骨格筋が収縮することによって( ★ )させるはたらきをもつ筋が屈筋であり、伸しん筋とは相反する。
●たとえば上腕二頭じょうわんにとう筋が収縮しゅうしゅくすると、前腕ぜんわんが曲げられる。すなわち上腕二頭筋は屈筋である。
●前腕を曲げているとき、屈筋である上腕二頭筋は収縮し、伸筋である上腕三頭筋は弛緩しかんしている。
屈曲
伸展
内転
外転
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1編 > 4章 > 1節 > :筋の種類とその特徴
Q5
【伸筋】
よみしんきん
骨格筋は間接を仲立ちとして動く方向により分類されるが、骨格筋が収縮することによって( ★ )させるはたらきをもつ筋が伸筋であり、屈筋くっきんとは相反する。
●たとえば、上腕三頭じょうわんさんとう筋が収縮しゅうしゅくすると、前腕ぜんわんが伸ばされる。すなわち上腕三頭筋は伸筋である。
●前腕を伸ばしているとき、屈筋である上腕二頭筋は弛緩しかんし、伸筋である上腕三頭筋は収縮している。
屈曲
伸展
内転
外転
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1編 > 4章 > 1節 > :筋の種類とその特徴
Q6
【外転筋】
よみがいてんきん
骨格筋は間接を仲立ちとして動く方向により分類されるが、骨格筋が収縮することによって手足を体から遠ざけるはたらきをする筋が外転筋である。
●たとえば腕を上げるとき、腕を側方そくほうに上げるはたらきをしている( ★ )は外転筋である。
腹直ふくちょく筋
三角筋
口輪こうりん筋
外肋間がいろっかん筋
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1編 > 4章 > 1節 > :筋の種類とその特徴
Q7
【内転筋】
よみないてんきん
骨格筋は間接を仲立ちとして動く方向により分類されるが、骨格筋が収縮することによって手足を体に近づけるはたらきをする筋が内転筋である。
●たとえば上げた腕を下前方に下げるとき、腕を下げるはたらきをしている( ★ )は内転筋である。
大胸筋だいきょうきん
眼輪がんりん筋
腹直ふくちょく筋
外腹斜がいふくしゃ筋
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1編 > 4章 > 1節 > :筋の種類とその特徴
Q8
【拮抗筋と協同筋】
よみきっこうきんときょうどうきん
1つの動きをする際には多数の筋がはたらいている。目的の相反するはたらきをする筋を相互に拮抗筋、同じ目的ではたらく筋を相互に協同筋とよぶ。
●屈筋くっきんと伸しん筋との関係は、曲げる・伸ばす、という相反するはたらきをする拮抗筋である。
●外転筋と内転筋も互いに拮抗筋である。
●外腹斜がいふくしゃ筋と内腹斜ないふくしゃ筋は、良い姿勢を保つために協同して( ★ )を緊張させるので、互いに協同筋である。
上腕じょうわん
胸部きょうぶ
腹壁ふくへき
大腿だいたい
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1編 > 4章 > 1節 > :筋の種類とその特徴
Q9
【腱】
よみけん
骨格筋は、筋を包んでいる筋膜きんまくの両端が強い結合組織の束たばとなり、それによって骨につながっている。この束を腱とよぶ。
●骨格筋を横断すると、横紋筋おうもんきん線維の集まりが束状に筋膜で包まれ、筋の両端で腱にかわっていることがわかる。
●筋線維は筋原きんげん線維が集まってできている。
●代表的な腱は、下肢の膝蓋しつがい腱と( ★ )(アキレス腱)。
大腿二頭だいたいにとう筋
半腱様はんけんよう筋
下腿三頭かしさんとう筋
踵骨しょうこつ腱
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1編 > 4章 > 1節 > :筋の種類とその特徴
Q10
【顔面筋】
よみがんめんきん
顔面筋は、頭蓋とうがいと顔面の表層にある薄い板ばん状の小さな筋である。
●一端または両端が皮膚につき、皮膚をよく運動させるので皮ひ筋ともよばれる。
●顔の形や表情ををつくることから( ★ )ともよばれる。
●後頭全頭筋こうとうぜんとうきん、眼輪筋がんりんきんなど目から額を中心に集まる筋と、上唇鼻翼挙筋じょうしんびよくきょきん、大頬骨筋だいきょうこつきん、笑筋しょうきんなど口を中心に集まる筋に分類できる。
拮抗きっこう筋
協力筋
横紋おうもん筋
表情筋
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1編 > 4章 > 2節 > 1項 :頭部の筋
Q11
【咀嚼筋】
よみそしゃくきん
顔面筋よりも深い部分にあり、消化や発声と関係のある頭部の筋。
●主な筋は咬こう筋と( ★ )。
●顎あごの咀嚼運動を行うため、消化や発声と関係が深い。
●咀嚼運動とは下顎かがくを上顎じょうがくに引き寄せる運動のことで、物を噛かむ動きがこれにあたる。
側頭そくとう筋
鼻筋
頬きょう筋
前頭筋
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1編 > 4章 > 2節 > 1項 :頭部の筋
Q12
【頸部の筋】
よみけいぶのきん
頭部と胸部をつなぐいくつかの筋からなる。主な筋は( ★ )や胸鎖乳突きょうさにゅうとつ筋など。
●( ★ )は、頸部の皮膚にしわをつくったり口角こうかくを下に引くなど、表情筋に近い性質をもつ。
●胸鎖乳突筋は、頭を左右にまわしたり、頸くびを曲げたり、顔を上下に向けるはたらきをする。
咬こう筋
側頭そくとう筋
口輪こうりん筋
広頸こうけい筋
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1編 > 4章 > 2節 > 2項 :頸部の筋
Q13
【上肢の筋】
よみじょうしのきん
上肢とは手と腕のことで、それを動かす主な筋は三角筋、上腕二頭じょうわんにとう筋、上腕三頭筋などがある。
●三角筋は上肢をからだから遠ざける外転がいてん筋である。
●三角筋に( ★ )してはたらく筋が、大胸だいきょう筋である。
●上腕二頭筋に( ★ )する筋は上腕三頭筋である。
協同
伸展しんてん
拮抗きっこう
反応
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1編 > 4章 > 2節 > 3項 :上肢と下肢の筋
Q14
【下肢の筋】
よみかしのきん
下肢とは足のことで、それを動かす主な筋は大腿四頭だいたいしとう筋、縫工ほうこう筋、大殿だいでん筋、大腿二頭筋、( ★ )などがある。
●大腿四頭筋の下端は膝蓋腱しつがいけんになる。
●( ★ )の下端は踵骨腱しょうこつけん(アキレス腱)になる。
下腿三頭筋
半膜様はんまくよう筋
半腱様はんけんよう筋
僧帽そうぼう筋
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1編 > 4章 > 2節 > 3項 :上肢と下肢の筋
Q15
【体幹の筋】
よみたいかんのきん
体幹とは胴体部分をさし、胸部、腹部、背部の筋のことである。
●胸部の筋は、大胸筋のほか、( ★ )に関係する外肋間がいろっかん筋、内肋間ないろっかん筋、横隔膜おうかくまくなど。
●腹部の筋は、内臓を保護する外腹斜がいふくしゃ筋、内腹斜ないふくしゃ筋、腹直ふくちょく筋など。
●背部の筋は、浅背せんはい筋と深背しんはい筋に分けられる。浅背筋には僧帽そうぼう筋や広背こうはい筋などがある。
循環
消化
呼吸
神経
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1編 > 4章 > 2節 > 4項 :体幹(胸部・腹部・背部)の筋
Q16
【筋の障害】
よみきんのしょうがい
筋が正常に機能しないことによって生じる、けいれん、( ★ )、肩こり、扁平足などの障害。
●けいれんは、筋が急にかたくなり運動の自由が失われる症状をさす。
●( ★ )は、急激な筋の収縮により筋線維の一部が切れる外傷である。
●肩こりは、肩の部分の血液循環が悪くなり、筋のなかに老廃物がたまり筋のはたらきが悪くなって生じる症状である。
●扁平足は、足底形態そくていけいたいの先天的な障害で起こり、土ふまずがなく平坦な足底になる例も多い。長時間の立位や歩行によって足底の疲労や関節の疼痛を生じることがある。
●重症筋無力症は、神経と骨格筋とのシナプス異常により、全身の骨格筋が極端に疲れやすく、力を入れられなくなる病気である。
●進行性筋ジストロフィー症は、骨格筋が萎縮いしゅくし筋収縮力が低下する病気である。
肉離れ
捻挫ねんざ
ひきつけ
こむらがえり
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1編 > 4章 > 5節 > :筋系の保健
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