物理・化学(物理)①(物・化)Vol3

物理・化学(物理)①(物・化)Vol3 - 穴埋め用語
2016/6/2配信
用語の解説の( ★ )になっている箇所に当てはまる正しい選択肢を選びましょう。

Q1

【光】

よみひかり
電磁波の一種で、エネルギーをもつ粒子(光量子)でもある。

●波を特徴づけるものに、振幅、周期、振動数または周波数、波長などがある。 
●光の波長の単位は( ★ )〔nm〕といい、10億分の1〔m〕を表す。 
●同様にマイクロメートル〔μm〕は100万分の1〔m〕を表す。 
●直進する光が異なる媒質との境界面にくると、一部は反射し、一部は屈折する。 
●境界面が滑らかな(凹凸がない)場合、入射角と反射角は常に等しい(反射の法則)。

センチメートル
ナノメートル
ミリメートル
キロメートル
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1編 > 3章 > 1節 > 1項 :光の直進と影

Q2

【乱反射】

よみらんはんしゃ
平行な入射光線の場合でも、反射光線がさまざまな方向に進む反射のこと。

●境界面が滑らかな(( ★ )がない)場合、入射角と反射角はつねに等しい(反射の法則)。 
●( ★ )のある物体の表面では、( ★ )のそれぞれの部分で面が異なり、光はそれぞれの入射点で反射の法則に従って反射する。

上下
凹凸
高低
大小
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1編 > 3章 > 1節 > 2項 :光の反射と屈折

Q3

【全反射】

よみぜんはんしゃ
入射角が臨界角より大きい場合、屈折が起こらず光がすべて境界面で反射されてしまう現象のこと。

●光が屈折率の大きい媒質から小さい媒質へ進むときには、屈折角が入射角より大きく、光は境界面に近づくように屈折する。 
●入射角を大きくしていくと、屈折角が90度になって、屈折光線が境界面に沿って進むようになるが、このときの入射角を臨界角りんかいかくという。 
●ガラスの直角( ★ )は、空気との境界での全反射を利用した光学機器などに用いられている。

望遠鏡
プリズム
虫眼鏡
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1編 > 3章 > 1節 > 2項 :光の反射と屈折

Q4

【平面鏡】

よみへいめんきょう
平面鏡による像は、平面鏡に対して物体と対称の位置に生じる正立せいりつ(物体と同じ向き)の虚像であり、その大きさは物体の位置や眼の位置に関係なく、物体の大きさに等しい。

●平面鏡に近いほど像が大きく、遠くなるほど像が小さくなるため、奥行きを感じさせる。 
●鏡の( ★ )が高く、照明の反射光の分だけ明るさ(照度しょうど)が増える。

屈折率
反射率
臨界角
全反射
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1編 > 3章 > 1節 > 2項 :光の反射と屈折

Q5

【可視光線】

よみかしこうせん
電磁波のうち、人間の眼で見ることのできる限られた波長域の光。

●この波長域はおよそ400~750〔nm〕。 
●可視光線に含まれる各色光のうち、波長が最も長くて屈折しにくいのが( ★ )色光(700〔nm〕程度)。 
●逆に、波長が最も短くて屈折しやすいのが紫色光(400〔nm〕程度)。

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1編 > 3章 > 2節 > 1項 :光の色

Q6

【スペクトル】

よみすぺくとる
光が( ★ )によって各色光に分離することを光の分散といい、このとき波長の順に並んでできた色の帯をスペクトルという。

●虹は、太陽光線が大気中に浮遊する水滴によって分散されてできたスペクトルである。 
●太陽光線のように、プリズムによってそれぞれの色光に分けることのできる光を複色光という。 
●1つの波長の光だけからなっていて分散できない光を単色光という。

反射
屈折
直進
透過
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1編 > 3章 > 2節 > 1項 :光の色

Q7

【赤外線】

よみせきがいせん 異表記熱線
可視光線の赤色光の外側の、( ★ )側に分布する領域の光。人間の眼には見えない。

●物体の温度を高める熱作用があり、熱線ともいわれる。 
●あらゆる物体の表面から出ており、高温度の物体ほど多くの赤外線を放射する。 
●大気中に浮かぶ微小粒子によって散乱されることが少ないため、遠方まで届く。 
●医療用の赤外線灯は、熱作用や皮膚へ浸透しやすい性質を利用している。

短波長
中波長
長波長
外波長
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1編 > 3章 > 2節 > 1項 :光の色

Q8

【紫外線】

よみしがいせん 異表記化学線
可視光線の紫色光の外側の、短波長側に分布する領域の光。人間の眼には見えない。

●紫外線には、カルシウムやリンの代謝を促進したり、( ★ )を生成する作用がある。 
●強い照射を受けたり、長期にわたって浴び続けたりすると、眼の粘膜や皮膚に有害に作用するので注意。 
●紫外線は、その化学作用によって消毒・殺菌のはたらきをもつ。紫外線灯はこれを利用している。

ビタミンA
ビタミンB
ビタミンC
ビタミンD
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1編 > 3章 > 2節 > 1項 :光の色

Q9

【補色】

よみほしょく
混ぜると白色光が得られる2色を、互いに補色ほしょく、あるいは余色よしょくであるという。

●太陽光線はいろいろな色光からなる白色光である。 
●特に赤、緑、青紫の3つの色光は、等分に混ぜると白色光が得られ、混ぜる割合を変えることですべての色光が得られるので、光の三原色という。 
●絵の具の場合は、赤紫・( ★ )・青緑を混ぜるとすべての色が得られるので、絵の具の三原色という。 
●絵の具の三原色は光の三原色とは補色の関係にある。

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1編 > 3章 > 2節 > 1項 :光の色

Q10

【減色混合】

よみげんしょくこんごう
物体に吸収される光の割合が( ★ )によって違ってくることを「選択吸収」といい、この選択吸収によって別の色を得ることを減色混合という。

●物体の色とは、白色光である太陽光線を照射したときに、その物体が反射したり、透過したりする光の色としている。 
●絵の具では、赤紫・黄・青緑を混ぜることですべての色が得られる。これを絵の具の三原色という。 
●絵の具の三原色は光の三原色とは補色の関係にある。

時間
場所
波長
光度
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1編 > 3章 > 2節 > 2項 :物体の色

Q11

【光度】

よみこうど
光源の明るさを示す。単位は( ★ )〔cd〕を用いる。

●理容所・美容所でみた場合、作業をしている手もとの明るさではなく、蛍光灯自体の明るさをいう。 
●緑色の光(波長550〔nm〕)を基準に定義されている。

オーム
カンデラ
パスカル
デジヘル
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1編 > 3章 > 2節 > 3項 :光源と明るさ

Q12

【照度】

よみしょうど
光を受けている部分の明るさを示し、単位は( ★ )〔lx〕を用いる。

●光に正対する面1〔m2〕が1秒間に受ける光の量。 
●1〔cd〕の光源から1〔m〕の距離にあって光線に正対する面の照度を1〔lx〕という。 
●照度〔lx〕=光源の光度〔cd〕/(光源と受光面との距離〔m〕)2。 
●理容師法施行規則・美容師法施行規則では、作業面の照度を100〔lx〕以上と定めている。

ルクス
パスカル
ケルビン
アンペア
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1編 > 3章 > 2節 > 3項 :光源と明るさ

Q13

【静電気】

よみせいでんき
物体に帯電たいでんしたままで静止している電気のこと。

●空気が乾燥している時期、ドアのノブに手を触れるとバチッと音がするが、これは( ★ )によって物体が電気を帯びたために起こる現象。 
●( ★ )によって発生する電気を( ★ )電気という。 
●物体が電気を帯びることを帯電、帯電している物体を帯電体という。 
●2つの帯電体の間には互いに静電気力(電気力)がはたらく。 
●電気には正と負の2種類があり、2種類の物体を接触させたりこすり合わせたりすると、一方は正に、他方は負に帯電する。 
●異種間の電気力(正電気と負電気)には引力が、同種間には反発力が生じる。

摩擦
湿気
重力
空気
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1編 > 4章 > 1節 > 1項 :静電気

Q14

【静電誘導】

よみせいでんゆうどう
帯電体を金属などの( ★ )に近づけることにより、帯電体に近い部分には異種の電荷が、遠い部分には同種の電荷があつまり、電気的に偏りが生じること。

●金属や塩類の水溶液など、電気を伝えやすい物質を電気の( ★ )という。 
●物質内で自由に動き回れる電子を自由電子といい、金属が電気や熱の( ★ )であるのは、この自由電子による。

導体
引体
磁体
伝体
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1編 > 4章 > 1節 > 1項 :静電気

Q15

【電流】

よみでんりゅう
負電気をもった電子が移動すると、相対的に正電気が逆の方向へ移動することになる。電流は、正電気の移動する向きに流れる。

●単位は( ★ )〔A〕。 
●常に一定の向きに流れ、その大きさも常に一定な電流を直流という。 
●直流は電池や直流発電機などから得られる。 
●向きと大きさが周期的に変化する電流を交流という。 
●電力会社から供給されている電流は交流である。 
●電流や電圧の変化における一つの繰り返し時間を周期といい、1秒間に繰り返す周期の数を周波数という。単位はヘルツ〔Hz〕を用いる。

ルクス
アンペア
ボルト
オーム
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1編 > 4章 > 1節 > 2項 :電流と電気抵抗

Q16

【電圧】

よみでんあつ 異表記電位差
電流を流そうとするはたらきのこと。単位はボルト〔V〕を用いる。

●電位差ができると、電流は電位の高い方から低い方に流れる。 
●「導線を流れる電流の強さはその両端の電圧に比例する」という( ★ )の法則により次の式が成り立つ。 
●電流I=電圧V/抵抗R 
●電圧V=電流I×抵抗R 
●Rは電気の流れにくさを表す電気抵抗であり、単位は( ★ )〔Ω〕を用いる。

カンデラ
ボルタ
ジュール
オーム
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1編 > 4章 > 1節 > 2項 :電流と電気抵抗

Q17

【電池】

よみでんち
さまざまな形態のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置の総称。

●( ★ )の電池:希硫酸中に銅板と亜鉛板を入れたもの。持続する電流を発生させた最初の装置。 
●化学電池:化学変化を利用して直流電流を持続的に得る電池。 
●一次電池:放電によって化学変化が終了してしまうと使えなくなる電池。乾電池がこれに相当する。 
●二次電池:充電によって繰り返し使用できる電池。 
●燃料電池:燃料のもつ化学エネルギーを電気エネルギーに直接変換する装置。 
●物理電池:太陽電池など。

ニッケル
ボルタ
リチウム
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1編 > 4章 > 2節 > 2項 :電池

Q18

【ジュール熱】

よみじゅーるねつ
電気抵抗は、電子が物体を構成する原子に衝突することによって生じる。このとき発生する熱のこと。

●ヘアアイロン、ヘアドライヤーなどは( ★ )熱を熱エネルギーとして利用する。 
●代表的な抵抗線はニクロムとタングステン。 
●熱量、電流、電圧などの関係は、( ★ )の法則により次の関係式で表される。 
●発熱量Q=(電流I)2×抵抗R×時間t 
●発熱量Q=(電圧V)2/抵抗R×時間t=電圧V×電流I×時間t

フレミング
ジュール
クーロン
オーム
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1編 > 4章 > 3節 > 1項 :電流と熱

Q19

【電力】

よみでんりょく
電流が1秒間にする仕事のこと。電流の仕事率。

●仕事率は単位時間(1秒間)にする仕事の量。単位に( ★ )〔W〕を用いる。1〔J/S〕=1〔W〕 
●電力P=電圧V×電流I 
●発熱量Q=電力P×時間t 
●電流がある時間内にする仕事の量を電力量という。 
●電力量の単位には( ★ )時〔Wh〕やキロ( ★ )時〔kWh〕を用いる。 
●電力量W=電力P×時間t

ボルト
ワット
オーム
アンペア
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1編 > 4章 > 3節 > 2項 :電力と電力量

Q20

【磁石】

よみじしゃく
鉄粉や鉄くぎを引きつけるような性質を持つ物質のこと。

●その性質を( ★ )、性質のもとになるものを磁気じきという。 
●棒磁石には両端に強い( ★ )があり、その部分を磁極じきょく、または極という。 
●地球も南極と北極を極とする1つの大きな磁石である。 
●棒磁石の中心を糸などで水平につるしたとき、地球の北を向いた極をN極、南を向いた極をS極という。

磁力
磁界
磁場
磁性じせい
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1編 > 4章 > 4節 > 1項 :磁石

Q21

【電磁誘導】

よみでんじゆうどう
棒磁石をコイルに近づけたり、遠ざけたりすると、コイルに電流が生じる現象。

●イギリスの科学者( ★ )が発見した。 
●電気技術の基礎原理であり、交流モーターや発電機、変圧器をはじめ、電気機器に広く応用されている。

クーロン
オーム
ファラデー
パスツール
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1編 > 4章 > 4節 > 3項 :電磁誘導

Q22

【電気機器】

よみでんききき
電気機器には、そのはたらきから、電流の化学作用、( ★ )作用、磁気作用を利用したものに分類される。

●電流の化学作用を利用したものには、電池などがある。 
●電流の( ★ )作用を利用したものには、調理用具類や、暖房器具類、照明器具類がある。 
●電流の磁気作用を利用したもののうち、モーターは動力源として広範囲に使用されている。

エネルギー
反射
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1編 > 4章 > 5節 > 1項 :電流の作用と電気機器

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