物理・化学(物理)①(物・化)Vol2
物理・化学(物理)①(物・化)Vol2 - 穴埋め用語2016/5/30配信用語の解説の( ★ )になっている箇所に当てはまる正しい選択肢を選びましょう。Q1【セルシウス温度】よみせるしうすおんど 異表記摂氏/セ氏日常生活で一般的に使っている温度のこと。単に温度といえば、普通はセルシウス温度をさす。●単位はセ氏度(℃)を用いる。 ●1〔atm〕(1気圧)のもとで純粋な水が沸騰する時の温度(沸点)を( ★ )〔℃〕とする。 ●また1〔atm〕のもとで純粋な水が氷結するときの温度(氷点)を0〔℃〕とする。 ●この沸点と氷点の間を( ★ )等分したのがセルシウス温度の目盛りである。4035100教科書ココをチェック1編 > 2章 > 1節 > 1項 :温度と温度目盛りQ2【絶対温度】よみぜったいおんど 異表記熱力学温度物体の温度を、分子の熱運動のエネルギーとみなしたもの。物理学で使われることが多い。●単位はケルビン〔K〕を用いる。 ●すべての物体は、-( ★ )〔℃〕になると粒子の熱運動が止まり、熱運動のエネルギーは0になる。この温度を最も低い温度と考え、絶対零度ぜったいれいどとした。 ●絶対温度T〔K〕とセルシウス温度t〔℃〕には、[絶対温度T〔K〕=( ★ )+セルシウス温度t〔℃〕]という関係式がなりたつ。243253263273教科書ココをチェック1編 > 2章 > 1節 > 1項 :温度と温度目盛りQ3【液体温度計】よみえきたいおんどけいガラスの毛細管の下部のふくらみに、( ★ )やアルコールなどの液体を入れ、空気を抜いて封じたもの。●管内の液体が膨張や収縮による体積の変化で、毛細管内を上下する。その液面の位置を、管に付けた温度目盛りで読み取って測定する。 ●一般的には( ★ )温度計とアルコール温度計がよく使われている。塩水水銀石油トルエン教科書ココをチェック1編 > 2章 > 1節 > 2項 :温度計Q4【熱量】よみねつりょう物体の間で移動する熱運動のエネルギー(熱)の量のこと。単位はジュール(記号J)を用いる。●温度の異なる2つの物体を接触させておくと、高温の物体から低温の物体へと熱が移動し、最終的には両方の温度が等しくなって熱の移動が止まる。この状態を熱平衡ねつへいこうという。 ●熱量の単位はこれまで一般にカロリー〔cal〕が使われていた。1〔cal〕は水1〔g〕を1〔K〕上げるのに必要な熱量。 ●現在は熱もエネルギーの1つの形態とし、ジュール〔J〕を用いている。 ●カロリーとジュールの間には、[1〔cal〕≒( ★ )〔J〕]の関係がある。2.23.24.25.2教科書ココをチェック1編 > 2章 > 1節 > 3項 :熱平衡と熱量Q5【比熱】よみひねつ物質1〔g〕の温度を1〔K〕上げるのに必要な熱量をその物質の比熱という。●単位はジュール毎まいグラム毎まいケルビン〔J/g・K〕。 ●比熱は物質の種類によって違う。 ●( ★ )の比熱は約4.2〔J/g・K〕であり、ほかの物質にくらべて特に大きい。 ●比熱の大きい物質は、温まりにくく、冷えにくい。 ●金属の場合、鉛が0.13、鉄が0.45というように比熱が小さいため、温まりやすく、冷えやすい。水石油エタノールグリセリン教科書ココをチェック1編 > 2章 > 1節 > 4項 :比熱と熱容量Q6【熱容量】よみねつようりょうある物体全体の温度を1〔K〕上げるのに必要な熱量を、その物体の熱容量という。●熱容量の単位は、( ★ )毎まいケルビン〔J/K〕を用いる。 ●比熱c〔J/g・K〕の物質でできている質量m〔g〕の物体の熱容量C〔J/K〕の関係は、[熱容量C〔J/K〕=質量m〔g〕×比熱c〔J/g・K〕]。 ●ある物体の温度をT1〔K〕からT2〔K〕まで変化させるときに必要な熱量Qは、[熱量Q〔J〕=熱容量C〔J/K〕×温度変化(T2─T1)=質量m〔g〕×比熱c〔J/g・K〕×温度変化(T2 ─T1)〔℃〕。オームニュートンルクスジュール教科書ココをチェック1編 > 2章 > 1節 > 4項 :比熱と熱容量Q7【熱の伝導】よみねつのでんどう熱が物体の内部を伝わって、高温部から低温部へと移動する現象。●物質の熱の伝わりやすさを比較するために、物質の厚さ1〔m〕の板の両面に温度差があるとき、板の単位面積を通って単位時間に流れる熱量を求めるが、これをその物体の熱伝導率ねつでんどうりつ、または熱伝導度という。 ●熱伝導率は固体が大きく、特に( ★ )が大きい。 ●( ★ )の中で最も熱伝導率が大きいのは銀、次いで銅。 ●液体は、一般に固体より熱伝導率が小さく、気体はさらに小さい。 ●熱伝導率が大きいものを熱の良導体りょうどうたい、小さいものを不良導体という。有機物金属木材無機物教科書ココをチェック1編 > 2章 > 2節 > 1項 :熱の伝わり方Q8【熱の対流】よみねつのたいりゅう物体の流動にともなって熱が移動する現象。●液体や気体を熱すると、加熱された部分が( ★ )して軽くなり、浮力を受けて上昇する。そして、そのあとに低温部の重い部分が流れ込んで物体の流動が起こる。 ●液体や気体などのように、一定の形がなく形を自由に変えることができる物質では、伝導よりも対流による熱の移動のほうが活発。 ●対流の例として、日常生活では冷暖房器具が代表的。 ●自然界では海風・陸風や季節風が代表的。 ●自然界に起こる風は、対流によって生ずる現象である。昼間は海より陸の空気がよく上昇して、海から陸へ空気が流れ込み(海風)、夜はその逆(陸風)になる。縮小鈍化軟化膨張教科書ココをチェック1編 > 2章 > 2節 > 1項 :熱の伝わり方Q9【熱の放射】よみねつのほうしゃ 異表記輻射1つの物体から離れた他の物体に、中間で熱を伝える物質が存在しなくても、直接、熱が伝わる現象のこと。●このとき熱は光と同じ電磁波として伝わり、物体に( ★ )されて熱になる。 ●高温の物体からは、可視光線より波長の長い電磁波の赤外線(熱線)が放出される。放射によって伝わる熱を、放射熱という。 ●代表的な例は太陽の放射。 ●黒や濃色の物体は放射熱をよく( ★ )し、白や淡色の物体、よく磨いた金属面などは放射熱を反射する。散乱吸収放出屈折教科書ココをチェック1編 > 2章 > 2節 > 1項 :熱の伝わり方Q10【物質の三態】よみぶっしつのさんたい固体、液体、気体の3つの状態をいう。●物質は、( ★ )や圧力などの条件をととのえれば、固体や液体や気体の状態に変えることができる。 ●固体では、分子がぎっしりと規則正しく配列した結晶構造をしている。 ●液体では、分子が決まった位置に定着していないために、容器に応じて形が変わる。 ●気体では、分子間の距離が大きいため、形や体積が容易に変化する。温度光音気流教科書ココをチェック1編 > 2章 > 3節 > 1項 :物質の三態Q11【融解】よみゆうかい固体を熱すると、ある温度に達すると温度の上昇が止まり、固体が( ★ )に変わりはじめる。この固体が( ★ )に変化する現象を融解という。●個体が融解する温度を融解点、または融点という。 ●融点は物質によって決まっている。 ●固体が融解して( ★ )になるまで吸収する熱量を融解熱といい、物質によって違う。 ●氷の融解熱(0〔℃〕の氷1〔g〕を融解して0〔℃〕の水にするのに必要な熱量)は約334〔J/g〕。気体コロイド液体エマルジョン教科書ココをチェック1編 > 2章 > 3節 > 2項 :物質の状態の変化Q12【凝固】よみぎょうこ液体の状態にある物質が固体になる変化。●凝固をはじめてから液体が完全に固体になるまで、温度は一定に保たれる。この温度を凝固点という。 ●同じ物質では、凝固点と融点は同じ温度である。 ●水の場合、凝固点と融点は( ★ )〔℃〕であり、特に氷点ともいう。 ●凝固の際に放出される熱を凝固熱という。 ●同じ物質では、凝固熱と融解熱は等しい。20100500教科書ココをチェック1編 > 2章 > 3節 > 2項 :物質の状態の変化Q13【蒸発】よみじょうはつ液体の表面から静かに( ★ )になる現象のこと。●蒸発によって生ずる( ★ )を蒸気といい、水の場合は特に水蒸気という。 ●液体を熱したとき、液体の内部から( ★ )に変化する現象を沸騰という。 ●沸騰が続いている間は温度は一定に保たれ、このときの温度を沸点、または沸騰点という。 ●液体が( ★ )に変化するとき、熱を吸収する。その吸収する熱量を蒸発熱といい、物質によって違う。同じ物質でも、( ★ )になるときの温度によっても少し違う。固体気体結晶コロイド教科書ココをチェック1編 > 2章 > 3節 > 2項 :物質の状態の変化Q14【凝縮】よみぎょうしゅく気体が液体に変わる現象。蒸発の逆の現象である。●気体が凝縮するときには熱を( ★ )する。この熱量を凝縮熱といい、同じ物質の蒸発熱に等しい。 ●気体を液体にするときに、凝縮が起こる最高温度を臨界温度りんかいおんどといい、そのときの圧力を臨界圧力りんかいあつりょくという。 ●臨界温度と臨界圧力は気体の種類によって違う。 ●気体は、臨界温度以下のある一定温度に保って圧縮すると、気体の圧力がしだいに大きくなり、飽和蒸気圧に達して凝縮が起こり、液体になる。消費誘導吸収放出教科書ココをチェック1編 > 2章 > 3節 > 2項 :物質の状態の変化Q15【液化ガス】よみえきかがす気体を( ★ )させて液体にしたものを一般に液化ガスとよぶ。●ボンベに詰めてさまざまな用途に利用されている。 ●プロパンを主成分とする混合気体を圧縮して液化した液化石油ガス(LPG)や、天然ガスを冷却・圧縮して液化した液化天然ガス(LNG)などがある。 ●一般にエアゾールと呼ばれる、ヘアスプレーやムース、フォームなどの製品は、香粧品原液と共に、噴射剤として液化石油ガスなどの液体を配合したもの。沸騰凝縮結晶蒸発教科書ココをチェック1編 > 2章 > 3節 > 2項 :物質の状態の変化Q16【昇華】よみしょうか液体の状態を経ずに固体から直接気体になり、逆に気体から直接固体になる状態の変化をいう。●固体が気体になるときには熱を吸収し、逆に気体から固体になるときには同じ量の熱を放出する。 ●この昇華に伴う熱量を昇華熱といい、物質によって違う。 ●昇華の例には、防虫剤や( ★ )などがある。鉛水銀水ドライアイス教科書ココをチェック1編 > 2章 > 3節 > 2項 :物質の状態の変化
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