物理・化学(香粧品化学)美容②(香)Vol6
物理・化学(香粧品化学)美容②(香)Vol6 - 穴埋め用語
2016/7/7配信
用語の解説の( ★ )になっている箇所に当てはまる正しい選択肢を選びましょう。
Q1
【香水】
よみこうすい
( ★ )に15~25%の調合香料を溶解し熟成させたもの。
●ローズやフローラルなどの花香調香水と、シャネルNo.5やマダムロシャスなどの幻想的香水に分けられる。
●オーデコロンは香料の配合量が3~5%のもの。
●オードトワレは香料の配合量が5~10%のもの。
●パフュームコロンは香料の配合量が10~15%のもの。
ロウ類
水
グリセリン
エタノール
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3編 > 6章 > 1節 > 1項 :香水
Q2
【サンスクリーン製品】
よみさんすくりーんせいひん
UVAとUVBを防御し、サンバーンとサンタン両方を防いで日焼けを防止する製品。
●UVAは長波長の紫外線、UVBは中波長の紫外線。
●サンバーンは、UVBにより急性の炎症を起こし、紅斑こうはんを生ずること。
●サンタンは、UVAにより徐々に( ★ )が増加して肌色が黒化すること。
●O/W型またはW/O型のクリームや乳液、オイルタイプ、ローションタイプ、エアゾールタイプなどがある。
ケラチン
メラニン
角質
皮脂
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3編 > 6章 > 2節 > 1項 :サンケア製品
Q3
【サンタン製品】
よみさんたんせいひん
中波長の紫外線であるUVBを防御し、皮膚に炎症をおこさず均一な小麦色の肌色をつくるのに用いられる製品。
●UVBを吸収する( ★ )のみ配合。UVAは通過させる。
●乳化状や液状のものもあるが、一般にはオイル状(サンタンオイル)が多い。
防腐剤
酸化防止剤
収れん剤
紫外線吸収剤
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3編 > 6章 > 2節 > 1項 :サンケア製品
Q4
【SPF値】
よみえすぴーえふち
UVB(( ★ ))を防御する程度を示す値。
●SPFは Sun Protection Factorの略。
●サンスクリーン製品を用いたとき、素肌の時と同程度の日焼け(紅斑)を起こすのに何倍の時間を要するかを示し、通常はSPF値は15~20で十分。
中波長紫外線
短波長紫外線
長波長紫外線
赤外線
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3編 > 6章 > 2節 > 1項 :サンケア製品
Q5
【PA分類】
よみぴーえーぶんるい
PAは Protection Grade of UVA の略で、UVA(長波長紫外線)の防御効果を示したもの。
●PAの表示は( ★ )の数で効果の度合いを示し、( ★ )が多いほど防止効果が高い。
+
-
×
α
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3編 > 6章 > 2節 > 1項 :サンケア製品
Q6
【美白用香粧品】
よみびはくようこうしょうひん
紫外線による肌の黒化の防止、シミ・ソバカス発生の抑制など、肌をより白く美しくするための製品。
●メラニン生成酵素であるチロシナーゼの生成・活性阻害効果、メラニン中間体の生成阻害効果、メラニンの生成抑制効果、メラニンの代謝による排除促進効果がある。
●市販品はすべて( ★ )。紫外線吸収剤と美白剤を併用している。
●美白成分はアルブチン、プラセンタエキス、ソウハクヒエキスなど。
医薬部外品
化粧品
医薬品
雑貨
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3編 > 6章 > 2節 > 2項 :美白用香粧品
Q7
【制汗・防臭剤】
よみせいかん・ぼうしゅうざい
( ★ )による発汗の抑制、殺菌剤による体臭防止、香料によるマスキングをして、不快な体臭を防ぐ製品。
●体臭の原因は腋わきの下に分布するアポクリン腺からの分泌物にある。
●ロールオンデオドラントは、( ★ )と高濃度のエタノールを含有し、清涼感と制汗効果が高い。
●デオドラントスプレーは、化粧水型と粉末型(パウダースプレー)がある。
●パラフェノールスルホン酸亜鉛やクロルヒドロキシアルミニウムなどの( ★ )が用いられている。
防腐剤
酸化防止剤
収れん剤
紫外線吸収剤
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3編 > 6章 > 2節 > 3項 :制汗・防臭剤
Q8
【ニキビ用香粧品】
よみにきびようこうしょうひん
尋常性じんじょうせいざ瘡そうともいわれるニキビの発症予防、症状緩和、悪化防止のための製品で、医薬部外品である。
●( ★ )(皮脂の分泌抑制剤)や硫黄製剤(肥厚角質の溶解剥離剤)のほか、アクネ桿菌かんきんや黄色ブドウ球菌などを殺菌・抑制する殺菌剤を配合した外用剤(医薬部外品)を用いる。
●ニキビ予防として重要なのは、日常の洗顔。石けん洗顔の回数を増やすことが大切。このとき薬用石けんを使用するとよい。
保湿剤
収れん剤
酸化剤
還元剤
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3編 > 6章 > 2節 > 4項 :ニキビ用香粧品
Q9
【除毛剤】
よみじょもうざい
足や腕、その他の体毛を除去するのに用いられる香粧品。
●ワックスを利用し物理的な力により剥離・脱毛するもの(雑貨扱い)と、化学的除毛剤を用いた医薬部外品とがある。
●化学的除毛剤は、パーマネントウェーブ溶剤の第一剤と同じ原理で、還元剤とアルカリ剤を用い、毛髪を構成するケラチンのシスチン結合を還元することにより切断する。
●還元剤には主に( ★ )の有機系が利用されている。広く用いられているのは、チオグリコール酸カルシウムが配合されたクリーム状のもの。
●チオグリコール酸カルシウム配合の除毛剤は、pHが大きいため、使用後は必ず酸性化粧水を使用して皮膚のpHを正常値に戻しておくことが必要。
硫化ストロンチウム
チオグリコール酸塩
硫化カルシウム
過酸化水素水
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3編 > 6章 > 2節 > 5項 :除毛剤・脱色剤
Q10
【脱色剤】
よみだっしょくざい 異表記ヘアブリーチ剤
腕や足の黒い体毛を茶色やブロンドに変色させ、目立たなくするのに用いられる。
●主成分は( ★ )で、漂白促進剤として過硫酸アンモニウム、その他の塩類が配合されている。
●強いアルカリ性のもとで酸化剤を用いるので、毛髪や肌の損傷に、十分注意する必要がある。
硫化ストロンチウム
チオグリコール酸塩
システイン
過酸化水素水
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3編 > 6章 > 2節 > 5項 :除毛剤・脱色剤
Q11
【香粧品の経時変化】
よみこうしょうひんのけいじへんか
香粧品を購入し使い終わるまでに、温度や太陽光線などの自然因子や消費者の取り扱いにより生じる変化のこと。
●温度による経時変化は、分離や粘度変化、硬度低下など。
●光、特に( ★ )による経時変化は、変退色、粘度低下、沈殿、変臭、有効性の低下など。
●微生物による経時変化は、異臭の発生、病原菌の増殖、酸敗、カビの発生など。
赤外線
X線
紫外線
可視光線
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3編 > 7章 > 1節 > 2項 :香粧品の経時変化
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