物理・化学(香粧品化学)美容②(香)Vol4

物理・化学(香粧品化学)美容②(香)Vol4 - 穴埋め用語2016/6/30配信用語の解説の( ★ )になっている箇所に当てはまる正しい選択肢を選びましょう。Q1【基礎香粧品】よみきそこうしょうひん外部の刺激から皮膚を守り、皮膚本来の生理機能を助け、環境の変化や年齢による衰えを抑制する役割をもつ香粧品。●機能により以下のように分類される。・皮膚を洗浄する清浄作用。・きめを整ととのえる、滑なめらかにする、肌を引き締める、はりを与えるなどの( ★ )作用。・乾燥を防ぐ、肌あれを防ぐ、潤いを与える、柔軟にする、日焼けを防ぐなどの保護作用。美肌保湿整肌せいき健康教科書ココをチェック3編 > 3章 > :基礎香粧品Q2【石けんの種類】よみせっけんのしゅるい材料により硬質石けん・軟質石けん、製造方法により枠練わくねり石けんと機械練きかいねり石けんに分類される。●一般の石けんは、牛脂とヤシ油を混合し、水酸化ナトリウムや( ★ )を加え、加水分解してつくる。 ●水酸化ナトリウムでつくった石けんは、一般的にかたいので硬質石けんという。 ●( ★ )でつくったものは、一般的にやわらかいので軟質石けんという。 ●一般の化粧石けんのほとんどが機械練石けんである。 ●透明石けんは枠練石けんである。水酸化カルシウム水酸化カリウム水酸化アルミニウム脂肪酸ナトリウム教科書ココをチェック3編 > 3章 > 1節 > 2項 :石けんの種類とその性質Q3【化粧石けん】よみけしょうせっけん直接人体に使用する石けん。皮膚への刺激を少なくするため、低級脂肪酸の少ない油脂が使われる。●ラノリン、オリーブ油、高級アルコール等を配合し、泡をクリーム状にしたり皮膚の保護と使用感を向上させたりしたものを( ★ )とよぶ。合成石けんアルコール石けん薬用石けん過脂肪石けん教科書ココをチェック3編 > 3章 > 1節 > 2項 :石けんの種類とその性質Q4【合成石けん】よみごうせいせっけん一般に水の硬度の高い欧米などで、その水質などに合うように原料を配合した石けん。●硬水の多い欧米では、陰イオン界面活性剤を主原料としたSyndet bar(シンデットバー)という合成石けんが使われている。 ●日本では、( ★ )を主剤としたものがつくられている。これは耐硬水性にすぐれ、皮膚や眼粘膜に刺激や毒性が少なく、水溶液が弱酸性(pH5.0~6.8)で、良好な起泡力と洗浄力がある。アルキル硫酸N-アシルグルタミン酸塩アルキルエステル塩グリチルリチン酸教科書ココをチェック3編 > 3章 > 1節 > 3項 :その他の清浄剤Q5【洗浄用化粧水】よみせんじょうようけしょうすい皮膚の汚れ、香粧品、分泌過剰の皮脂をふき取る化粧水。●製品によっては、皮膚を柔軟にする目的を兼ねたものもある。 ●一般の化粧水に比べて、( ★ )や保湿剤の濃度が高い。 ●界面活性剤を添加したもの、pHを弱アルカリ性にしたものもある。ビタミンパラフェノールソルビトールアルコール教科書ココをチェック3編 > 3章 > 2節 > 1項 :化粧水の種類と機能性Q6【収れん性化粧水】よみしゅうれんせいけしょうすい皮膚に水分と保湿成分を補うとともに、皮膚面を一時的に引き締め、皮脂や汗の分泌を抑制し、pHを整える化粧水。●pH5~6の弱酸性で、収れん剤として( ★ )や有機酸などを含み、アルコール含有量も比較的多い。 ●アストリンゼントローションやアフターシェービングローションがこれにあたる。パラフェノールスルホン酸亜鉛ピロリドンカルボン酸塩グリチルリチン酸パラアミノ安息香酸教科書ココをチェック3編 > 3章 > 2節 > 1項 :化粧水の種類と機能性Q7【柔軟性化粧水】よみじゅうなんせいけしょうすい皮膚の角質層に水分と保湿成分を補給し、皮膚を滑らかにして潤いを与える化粧水。●NMF(( ★ ))の主成分であるピロリドンカルボン酸塩、乳酸塩や尿素などを保湿剤として含むものが多い。 ●ほかに、ソルビトールやポリエチレングリコール、最近は植物抽出エキスであるアロエ、カミツレ、レタスなどのエキスも用いられる。 ●従来は弱アルカリ性のものが多かったが、最近はpH5.5~6.5程度の弱酸性のものがほとんど。保湿剤自然保湿因子脂肪酸エステル高級アルコール教科書ココをチェック3編 > 3章 > 2節 > 1項 :化粧水の種類と機能性Q8【多層式化粧水】よみたそうしきけしょうすい 異表記シェークローション水層と油層からなるものと、水層に粉末が配合されているものの2種類があり、いずれも使用時に振り混ぜて使う。●水層と油層の2液層タイプは、化粧水と化粧油を混合したようなもの。柔軟性化粧水のタイプが多い。化粧水と乳液を同時に用いたような使用感がある。 ●水層に粉末が入ったタイプは( ★ )とよばれ、カラミンの粉末のほかカンファーとフェノールが配合されている。緩和な収れん作用と消炎作用がある。スキントニックカラミンローションアストリンゼントローションアフターシェービングローション教科書ココをチェック3編 > 3章 > 2節 > 1項 :化粧水の種類と機能性Q9【弱油性クリーム】よみじゃくゆせいくりーむバニシングクリームを基本とした、使用感がさっぱりしているクリーム。●バニシングクリームは、ステアリン酸カリウムを乳化剤とした( ★ )クリーム。 ●脂性肌を対象とする香粧品の基本となり、アフターシェービングクリーム、夏季に使用するクリーム類などが属する。 ●バニシングクリームに10~20%の油性成分を加えたものは、油性成分の種類と量によって、弱油性エモリエントクリームやベースクリームとよばれる。無油性型O/W型W/O型無水性型教科書ココをチェック3編 > 3章 > 3節 > 2項 :クリームの種類と機能Q10【中油性クリーム】よみちゅうゆせいくりーむ油性成分を( ★ )%含み、使用感が弱油性と油性クリームとの中間であるO/W型クリーム。●エモリエントクリーム、モイスチャークリーム、ナイトクリーム、ハンドクリームなどがある。 ●皮膚面を油性被膜がおおって皮膚の水分蒸発を抑制するため、保湿剤との併用でエモリエント効果を相乗的に向上させる。10~2530~5050~7550~85教科書ココをチェック3編 > 3章 > 3節 > 2項 :クリームの種類と機能Q11【エモリエント剤】よみえもりえんとざい水分の蒸発を防ぎ、皮膚を柔軟にする効果(エモリエント効果)をもつ薬剤のこと。●代表的なエモリエント類は以下の通り。・流動パラフィンやワセリンなどの( ★ )。・オリーブ油、ツバキ油などの植物性油脂。・卵黄油、馬油、ミンク油などの動物性油脂。・ミツロウ、ラノリンなどの動物性ロウ。・そのほか高級アルコールや高級脂肪酸エステルなど。 ●ハンドクリームやベビー用クリームも中油性クリーム。脂肪酸類界面活性剤高分子化合物炭化水素類教科書ココをチェック3編 > 3章 > 3節 > 2項 :クリームの種類と機能Q12【油性クリーム】よみゆせいくりーむクレンジングクリームや( ★ )など、油分を50%以上含むクリーム。●コールドクリームは化粧落とし、マッサージ、化粧下地など幅広く使われ、これを基本としてクレンジングクリームや( ★ )などが誕生した。 ●クレンジングクリームは皮膚の清浄やメイクアップリムーバーとしてすぐれた機能を有する。 ●濃いメイクアップを落とすにはW/O型、普通の場合はO/W型のクレンジングクリームを使う。 ●( ★ )は非イオン界面活性剤のみで乳化した製品が多い。バニシングクリームモイスチャークリームベースクリームマッサージクリーム教科書ココをチェック3編 > 3章 > 3節 > 2項 :クリームの種類と機能Q13【乳液】よみにゅうえきクリームより油性成分が少ない流動性の( ★ )。欧米では液体クリームともよばれる。●皮膚の清浄作用、保護作用、エモリエント効果、血行促進効果がある。 ●クレンジングミルクやクレンジングローションは、皮膚の清浄や化粧落としに用いる。 ●皮膚に対して柔軟・湿潤作用をもつ一般の乳液は、油性成分の量が10~20%のものが多く、保湿剤も10%程度含まれている。陰イオン界面活性剤陽イオン界面活性剤非イオン界面活性剤エマルジョン教科書ココをチェック3編 > 3章 > 3節 > 3項 :乳液の種類と機能Q14【シャンプー剤】よみしゃんぷーざい頭部の垢あかや汚れを除去して清潔にし、生理機能を高めて頭皮や毛髪を美しく保つことを目的としたもの。●研究開発や消費者のニーズにより、形態・仕上がり感・頭皮の状態・毛髪の質・付加機能によって分類され、多くの種類がある。 ●リンス一体型シャンプー(リンスインシャンプー)には、リンス成分として( ★ )を配合したものと、陽イオン界面活性剤や陽イオン高分子化合物が配合したものの2種類がある。ヒマシ油ホホバ油シリコーン油ツバキ油教科書ココをチェック3編 > 5章 > 2節 > 1項 :シャンプー剤Q15【シャンプー剤の洗浄剤】よみしゃんぷーざいのせんじょうざいシャンプー剤の洗浄のための主成分は、陰イオン界面活性剤で、高級アルコール系合成洗剤と石けんが代表的。●弱酸性で低刺激のシャンプー剤にはアミノ酸型の( ★ )界面活性剤が用いられる。両性陽イオン非イオン陰イオン教科書ココをチェック3編 > 5章 > 2節 > 1項 :シャンプー剤Q16【ヘアリンス剤】よみへありんすざいシャンプー後のすすぎの段階で用いられ、毛髪に自然な光沢と柔軟性を与え、毛髪の表面を保護し静電気を防止する。●以前は石けんを洗浄剤とするシャンプー剤が一般的で、毛髪などにアルカリ分や金属石けんなどの石けんかすが残るので、これを除去するため酸性リンスが用いられた。 ●酸性リンスは、パーマネントウェーブ用剤の第一剤や染毛剤などのアルカリ性の薬剤を使用したあとにも用いられている。 ●現在は陽イオン界面活性剤の( ★ )を主成分とするものが多い。キューティクルに吸着し被膜を作るため、帯電防止効果がある。 ●ふけやかゆみ防止のジンクピリチオン、清涼感をもたせるメントール、脱毛防止などの効果が期待できるビタミンやホルモンなど特殊成分を配合したものもある。第四級アンモニウム塩メタノールグリセリン過酸化水素教科書ココをチェック3編 > 5章 > 2節 > 2項 :ヘアリンス剤Q17【ヘアトリートメント剤】よみへあとりーとめんとざいヘアリンスの成分が毛髪の表面に吸着するのに対し、ヘアトリートメント剤は損傷した毛髪の( ★ )にまで浸透し、健康な状態に近づける。●シャンプーと併用するタイプと、シャンプーと併用しないタイプがある。 ●ほとんどがシャンプーと併用するタイプで、ポリペプチド(加水分解プロテイン)を配合したものもある。 ●ヘアパック、コンディショナーなども同じような製品である。外部表面表層部内部教科書ココをチェック3編 > 5章 > 2節 > 3項 :ヘアトリートメント剤Q18【ヘアオイル】よみへあおいる毛髪に油分を補い、適度の光沢や滑らかさを与え、保護し、スタイリングしやすくする目的で用いられる。●ツバキ油、オリーブ油などの( ★ )を主体とするもの、流動パラフィンなど鉱物性炭化水素を主体とするもの、あるいは両者を混合したものがある。 ●現在では新しいスタイリング剤の出現により需要が少なくなっている。植物性乾性油動物性不乾性油植物性不乾性油天然香料教科書ココをチェック3編 > 5章 > 3節 > 2項 :油性スタイリング剤Q19【ポマード】よみぽまーど油性物質を主要原料とする、ゼリー状からややかための半固体状の油性スタイリング剤。●油性のため、シャンプーしにくい、べとつくなどの欠点があり、最近はあまり用いられていない。 ●植物性ポマードはヒマシ油やモクロウなどの植物油脂を主要原料とする。 ●( ★ )ポマードはワセリンが主要原料。流動パラフィンやラノリン、エステル類を配合したものもある。酸性アルカリ性動物性鉱物性教科書ココをチェック3編 > 5章 > 3節 > 2項 :油性スタイリング剤Q20【ヘアクリーム】よみへあくりーむ油性原料と水とを乳化させた、( ★ )型のスタイリング剤。●毛髪に油分と水分を補い、光沢や柔軟性を与え、保護し、スタイリングしやすくする。 ●油性のスタイリング剤にくらべ、油っぽくなくてシャンプーも容易。 ●植物油脂、ロウ、炭化水素などの基本原料に、保湿剤、アルカリ剤、防腐・殺菌剤などが配合されている。 ●乳化状態がO/W型とW/O型があるが、W/O型の方が油性感や光沢が強く、セット保持力もすぐれている。ミセルエマルジョン陽イオン陰イオン教科書ココをチェック3編 > 5章 > 3節 > 3項 :液状スタイリング剤Q21【ヘアリキッド】よみへありきっどエタノール水溶液にスタイリング成分を溶解した、液体スタイリング剤。●スタイリング成分は( ★ )。粘性が比較的大きい油状液体だが水溶性。 ●油っぽくなく毛髪に適度な粘着性と光沢を与え、さっぱりした使用感とドライで軽い感じのスタイリング効果がある。 ●シャンプーも容易。エタノールポリエーテルグリセリントリエタノールアミン教科書ココをチェック3編 > 5章 > 3節 > 3項 :液状スタイリング剤Q22【皮膜形成剤を配合したスタイリング剤】よみひまくけいせいざいをはいごうしたすたいりんぐざい毛髪の表面に薄い皮膜を形成し、比較的強いセット力を示すスタイリング剤。●エタノール水溶液が主成分のセットローション、ゲル状のジェルやウォーターグリース、ヘアスプレーやムースなどのエアゾールタイプがある。 ●皮膜形成剤には、合成粘液質の( ★ )(PVP)や合成樹脂系のアクリル樹脂アルカノールアミン液などが用いられる。プロピレングリコールポリビニルピロリドンカルボキシビニルポリマーポリエーテル教科書ココをチェック3編 > 5章 > 3節 > 4項 :高分子物質を基剤とするスタイリング剤Q23【ジェル】よみじぇる皮膜形成剤を含む透明なゼリー状のスタイリング剤。●ゲル化に用いられるのは、合成粘液質の( ★ )。 ●セットジェル、ヘアジェルともいわれ、ソフト、ハード、スーパーハードの各タイプに分けられる。 ●ジェルと同じくゲル状のスタイリング剤にはウォーターグリースがあり、水性ポマードともよばれる。水性なのでさらっとした使用感がある。ポリビニルピロリドンカルボキシビニルポリマーエタノールグリセリン教科書ココをチェック3編 > 5章 > 3節 > 4項 :高分子物質を基剤とするスタイリング剤Q24【ヘアミスト】よみへあみすと皮膜形成剤をエタノールに溶解したもので、ポンプ式のスプレーで噴霧し、ヘアスタイルを保持することを目的とする液状スタイリング剤。●主にブロー仕上げに用いられる。 ●基本的には( ★ )に似ており、原料構成も( ★ )の原液とほぼ同じ。 ●セット保持力が強く、速乾性であるため部分的なスタイリングに用いられる。ヘアスプレージェルエタノールムース教科書ココをチェック3編 > 5章 > 3節 > 4項 :高分子物質を基剤とするスタイリング剤Q25【エアゾールタイプのスタイリング剤】よみえあぞーるたいぷのすたいりんぐざい皮膜形成剤の原液を、噴射剤と共に耐圧容器に充てんしたもの。●噴射剤には、液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル(DME)が用いられている。 ●細かい霧状にして直接噴射するヘアスプレーと、泡状に噴出させたものを塗布するムース(フォーム)に分けられる。 ●ヘアスプレーは、毛髪の表面に薄い皮膜を形成し、ヘアスタイルを保持することを目的として用いられる。 ●原液の大部分は( ★ )で、これに皮膜形成剤としてのアクリル樹脂アルカノールアミン液と香料が配合されている。 ●ムースは、毛髪に塗布して、ブラシや櫛、手指などで整えてセットする。 ●ムースには、ソフト・ハード・スーパーハードに分けられ、男女を問わず最も一般的に用いられている。過酸化水素水界面活性剤エタノールグリセリン教科書ココをチェック3編 > 5章 > 3節 > 4項 :高分子物質を基剤とするスタイリング剤

0コメント

  • 1000 / 1000